なぜハウスの指示で逃げ腰になるのか?
2008/07/08 Tue. 19:26 - category:スクール生徒紹介
今日ご紹介するのは、イタリアングレーハウンドの伊藤モンブランちゃん。
ご褒美大好き、人間大好きの、少しぽっちゃりしたイタグレちゃんです。
モンちゃんのお母さんの悩みは、「ハウス」と指示をするといっつも逃げ腰になり
逃げ回って追っかけっこになってしまうこと。
これからお出かけしたいのに、入ってくれないと困るのでいつも真剣な追っかけっこ。
でもね、モンちゃんにはハウスしたくない理由があったの。
それは、ハウスしたら、いつも、毎回必ず3~4時間一人で放っておかれるから。
お留守番の前に限ってハウス。
家族でごはん食べる時間の時に限ってハウス。
これが、モンちゃんママが、モンちゃんにやってしまっていたことでした。
飼い主は無意識でも、モンちゃんはどう感じたでしょうか?
ハウスの度に一人ぼっちで放って置かれる状況が毎回あったら、
「ハウス」=「一人ぼっちで放って置かれる」とモンちゃんは思ってしまったのです。
しかも逃げた時の、追っかけっこも楽しい
ハウスしても、全然イイコとないじゃん!!!とモンは学習してしまったのです。
だからね、ハウスをゲームにしました。ハウスしたら大好きなご褒美をあげる。ハウスしたらご褒美として大好きなおもちゃで遊んであげる。ハウスしたら、その後は留守番じゃなくて、ご飯とか遊びとか楽しいこともあると教えていきました。「ハウス=長時間の留守番」じゃなくて、「ハウス=長時間の留守番?ご褒美?ご飯?遊び?お散歩?ママと遊ぶ?子供と遊ぶ?パパと遊ぶ?1分?2分?それとも5分?・・・etc」に、ハウスの号令のイメージを変えていきました。
あれよあれよとモンちゃんは学習しました。 ハウスすると楽しいこともあるんだ!!!彼女は気づいてくれました。
すると早い早い!見てください、この上手なハウス。イキイキと飛びこんでいきます(笑)。
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