トレーニングモードは禁物
2008/09/14 Sun. 18:53 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
飼い主さんがよくやってしまいがちな失敗。
それは、「はい、やるぞぉ~」というトレーニングモードになってしまうこと。
ご褒美を用意して、自分のシャキーンと気持ちを入れ替えてと・・・。
ここが、あんまり望ましくないところだと、私は思っています。
だってワンコはとっても敏感な動物。飼い主さんがやる気モードになった時はそれにちゃんと気が付きます。そして「ハイハイ、始まった。この時間はちゃんとすればいいんでしょー。」という風になってしまうわけです。
トレーニングモード以外の時は、言うことを聞かなくても気にしないというか、あまり犬に指示を出さないことも多く。。。。でもね、犬とは毎日一緒に生活している訳だから、いっつも言うことを聞いて欲しいわけです。
だったら毎日の日常生活にトレーニングを入れちゃいましょ。
例えば、お散歩行くにはオスワリしない限り首輪もリードも付けない。だけど、きちんとオスワリしたらよぉく誉めてご褒美も兼ねてお散歩に行くとか。ハウスの指示でハウスしたから、「じゃっ、遊ぼっ!」と遊んであげるとか。。。。
日々当たり前に、犬の行動を強化するために日常生活に入れちゃうんです。そしたら「いざ」という時でも、きちんとワンコは言うことを聞いてくれるでしょう。だって、毎日当たり前に練習しているんだもの。
訓練所時代にも、グループレッスン中はきちんと飼い主さんに付いてヒールウォークしているのに、「お疲れ様でした!」という言葉と同時に、犬に引っ張られて帰っていく飼い主さんの数、結構いらっしゃいました・・・。これじゃあ、ワンコと一緒に生活していく上で、あまり意味ないと思いませんか?
いつでも言うことを聞いてほしい。だったら、いつでも当たり前に練習を入れちゃいましょう。
今日のひとこと ニノちゃんは、やっぱり髪が短い方が似合うと思う。
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