ご褒美の使い方
2009/01/12 Mon. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
以前、ご褒美は基本的にルアーではなく、報酬として使いましょうというお話をしました。今日はそれを、も少し詳しくお話していきましょう。
例えば、まだこんなに小さい子に、初めてオスワリを教える時。
こうやって、ご褒美を鼻先から上にあげていくと、こうやってストンとお尻が落ちます。ほら、オスワリの完成。このように、ご褒美を犬にチラつかせて誘導していく使い方、これがルアーです。(釣り用語でお馴染みの言葉です。)
全く新しいことを教える時は、こうやって最初にご褒美を見せる手段を使いますが、犬がその動きを覚えたら、ご褒美をチラつかせて賄賂のように交換条件でやらせることは控えていきましょう。
犬が一定の動きを覚えたら、今度はルアーではなく、報酬として使うように変更していきましょう。何故なら、永遠にルアー方式を取っていると、ご褒美を見せない限り、犬は何もやらなくなるからです。
きちんと指示に従ったことへの、報酬(後払いのようなもの)に切り替えていくと、犬は指示に従えばきちんと後から美味しいモノが出てくる(or楽しい事がある)と理解します。
その報酬のために犬は頑張る気持ちになれます。
おまけ:今日の写真出演は、空の若かりし頃でしたー。
また報酬の与え方は、ギャンブル性を持たせてね。毎回ご褒美を必ず与えていると、もらえなかった時に犬は不満を感じます。ギャンブル性を持たせてランダムに、ご褒美を出したり出さなかったりすると、犬は期待感から、もっともっとやる気を見せてくれるはずですよー!
今日のひとこと auのHPにて嵐の「もし僕が嵐でなかったら」ストーリー見れます。
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