犬の行動と結果
2009/02/18 Wed. 18:00 - category:スクール生徒紹介
先日からレッスンを開始した菅野ハッピー君。間もなく8ヶ月の男の子です。
初回のレッスンで、私がハッピー君をオスワリをさせてご褒美をあげていたところ、お母さんから一言。「すごい!座った状態のまま、ちゃんと食べてる!」と。
なぜならお母さんがオスワリをさせても、ご褒美を食べる段階で立ってしまうからです。
この問題をどう解決するのか。過去のブログを思い返してみましょう。
「罰と言えども叱ることだけではありません」(正の罰・負の罰・正の強化・負の強化)
そうです。「犬の行動を決めるのは、人が及ぼすその後の結果による」のです。
オスワリから立ち上がってもご褒美がもらえていれば、すぐに立ってしまう子になっても仕方のないこと。
それと同様に「オイデ」の後に、嫌がる服を着せたり、爪切りをしたり、叱ることばかりが続けば「オイデ」が嫌いになり、しなくなっていくのも当然ですよね。
これについては、以前伊藤モンブランちゃんで紹介した「ハウスで逃げ腰になる」と共通の原理です。
自分が犬にもたらす結果が、その前の犬の行動にどのような影響を与えているか、24時間考えながら犬に接することが、毎日の生活の中でとっても重要なんですよ!
今日のひとこと ニノちゃんの脱サラ俳優役のauCMバージョン、最高です。
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