どういう犬に育てたいの?
2010/12/03 Fri. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
①飛びつき
②テーブルのモノを漁る
③リードを引っ張る
④破壊的な噛み
⑤モノを盗んで逃げる
⑥モノを守って威嚇する・・・etc.
でも、これってお家に迎えたその日から、家族で「将来どんな犬になって欲しいか」ルールを決めて、犬に接していかなければ、犬だけのせいにはできないことなんです。
子犬の間は、飛びついても「そうか、そうか、よーしよーし」と撫でたりご褒美をあげたり可愛がっていたのに、犬の体が成長したことや、飛びつきは関節に悪いと獣医から指導されたことで、急に禁止したって、犬は混乱しますし、犬にはダメな理由がわからない。
「今までは、OKだったのに、急にNG」ってのは、飼い主側の一方的な都合。
子犬の間は、リードを引っ張っても「どっちに行きたいの?」なんて声を掛けて、犬が止まれば飼い主もとまり、犬が走ればそれに付いて行っていたのに、力が強くなったから「急に引っ張らないで」と言ったって、犬にはわかるわけがない。リードを引っ張れば、行きたいところに行け、走れば飼い主がついてくるという学習を既にしている訳ですから。
「今までは、OKだったのに、急にNG」ってのは、犬を混乱させるだけ。
子犬の間は、フードを守って小さい声で唸ったりしても、「可愛い~、守ってる」なんてチヤホヤしておいて、成犬になったからって、犬の威嚇が本気になって恐怖を感じたからって、焦ってトレードトレーニングするよりは、子犬の頃から当たり前にトレードをできる犬に育てた方が、犬だって、飼い主だってストレスを感じない。
そもそも、犬がモノを守って飼い主を威嚇する行動をチヤホヤするなんて、犬にとっては必死な行動でストレスフルな状態なのに、いじめに近い。
しつけはお家に迎えたその日から。これって犬も飼い主も、一番ストレスの少ない方法だと思います。





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