いきなりですが・・・。皆さん、忘れていませんか?犬は教育されなければ本来噛む生き物だということを。これは、犬という動物の本能であって、噛まないでいるということは教えられなければ学べないこと。
犬同士の社会であっても、
母犬と兄弟犬の遊びの中で甘噛みの抑制を学習 します。
さて、一見本日の題名と無関係に見えるかもしれないこの写真。実は大いに関係があるんです。
パピーにしては神経質で臆病な空(くう)ちゃん。この日もオルゴールに向かって吠えまくって怖がるという話があったため、急きょ恐怖心を取り除くトレーニングをしました。
完全にシッポも入り込んでます。この自信の無さと恐怖心で追い詰められた時に、犬は攻撃に出るんです。たかがオルゴールと思っても、空ちゃんには恐ろしくて仕方ない物体なんです。
いいでしょうか。犬は偉そうにしたいからとかリーダーになりたいから攻撃するのではなく、基本的に怖いから攻撃するんです。
(要求吠えはまた、全く別の話ですよ)
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以前にもお話しましたが、恐怖を感じた時に犬が取る行動の3つのF。
①固まる
②逃げる
③闘う
だから、「人間は怖くない」「飼い主以外の人も自分にとって良いことをしてくれる人」「飼い主であれ他人であれ、人間の手はやさしいモノ」と犬に子犬の頃から教えていく必要があるんです。 VIDEO 犬にとって良いことをしてくれる手なら、噛む必要はありません。
怖くないなら、攻撃もしません。
不運にも他人に抱かれている時に落下してから他人の手が怖くなってしまった空ちゃん ですが、クリッカーを使って抱かれることへの恐怖心がなくなってきました。
さすがは子犬の順応性。
もう顔まで突っ込めるようになってきました(笑)
最後は、あんなに怖がってたオルゴールを舐めちゃう(笑)
わかりますよね?最初の時の緊張した顔とは全く違うってことが・・・・。
ペットとして飼われた犬は、人間社会のルールに従って生きていかなければ受け入れてもらえないし、飼い主さんだって誰からも好かれる犬になって欲しいはず。そのキーは飼い主さんしか持っていません。 「他人に触らせる犬」「誰からも好かれる犬」「他人の手を怖がらない犬」にするということは、家に迎え入れたその日から、飼い主さん以外からも良い経験を子犬に積ませる努力を飼い主さんが労力と時間を割かなければ出来ないってってこと、もうおわかりですよね? ←ランキング参加中。よければポチを
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テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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