機能で選ぶか見た目で選ぶか
2014/08/29 Fri. 18:00 - category:未分類
日本の痛いところをグッとついてくる内容でした。
スウェーデンやイギリス、デンマークなどでは犬を選ぶ基準として「機能」で選ぶという話。これって今の日本では愛玩犬に対する発想としては、一部の人を除いて殆どないんじゃないだろうか・・・。
(もちろん、今も番犬や狩猟犬、牧羊犬として働いている犬もたくさんいます)
アナグマ狩りのパートナーとして、ジャックラッセルテリアを飼うとか、ミニチュアダックスフントを飼うとか、水辺のお仕事の手伝いのためにプードルを飼うとか、そういったことですね。

タイルではなく、ベッドに寝始めたことで、季節の変わり目を感じます・・・
もちろん、私もゴールデンレトリーバーを選んだ基準として狩りのお手伝いをさせるために選んだわけではありません。でも、この子たちの犬種としての本能が満たされる遊びをするよう、なるべく気を付けて暮らしています。
運動量はもちろん、鼻を使ってニオイを頼りにおもちゃを探すゲームだったり。
とにかく何でもくわえて運んじゃう事も叱らずに、持ってコイ遊びでお仕事にしてあげています。だって、レトリーバーって「持ってくる」って意味なんですから、くわえて運ぶのは、レトリーバーの本能ですもの・・・。

鼻を尻尾に隠して寝始めたら、暑い季節も終わりだね・・・
根本の発想で、犬を選ぶ基準として
「機能」で選ぶのか、「見た目の可愛さ」で選ぶのか。
この基準の違いが、結果的に殺処分の数でも日本とスウェーデンの大きな違いを生んでいるのかもしれませんね。もちろん、動物保護のために国が定めている罰則の違いも大きいと思いますが。って、個人的な主観ね。
でも藤田りか子先生の話、とても興味深く楽しいです。




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