うちのコ、食べ方痛いのよ・・・。
2015/10/01 Thu. 21:25 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
なーんて声を飼い主さんからよく耳にします。でも、実はこれも犬たちは優しい食べ方を飼い主さんから教わってないだけなんです。

メルモちゃんも最初はそうでした。
でも飼い主さんご家族が一所懸命取り組んでくれたおかげで一週間で劇的に改善しました。
これって犬の立場から考えると当たり前のことなんです。つまり
ガブリと人の手に歯を当てて食べに行く
結果、ご褒美が手から放され、ご褒美というメリットが手に入る
ということは、ガブリと食べに行けば、自分の欲しいものが手に入るという学習を繰り返すということ。まるでガブリと食べるように行動を強化しているのと同じことなんです。

この先ずっと、ご褒美を与える時にこんな傷、作るの嫌ですよねー。
そこで与え方を変えてもらい、歯が当たっている間は絶対に褒美を手から放さないようにします。犬はご褒美を手に入れる為に、色々考えてチャレンジしていますので、根気よく続けると食べ方に変化が現れます。
このマックスくんも、現在トレーニング中です。
いつもの調子でガブリと行っても絶対にご褒美が放されないと、今度は犬のベロ(舌)がチョロチョロと出始めて歯が当たらない瞬間が増えてきます。その時にイイコ!と褒め、即座に褒美を放します。

こんな風にね。
ガジガジ永遠に指を噛まれながら犬と暮らすのか、それともわずかな時間を割いて優しい食べ方を教えるのか、どちらを選びたいですか?(笑)
「人の肌に歯を当てたら食べられない」「ペロペロ優しく食べに行くと褒美が放される」という学習、犬には簡単に出来ます。一貫性を持てないのは人の方ですよね・・・(笑)
関連記事はコチラ→ガブリと食べるのをそぉっとに変える






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