噛まれることに慣れ過ぎていませんか?(動画)
2012/03/02 Fri. 20:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

今日からレッスンを開始したチワワのチョコくん。
最初家に入った途端、狂ったように激吠え。そこで飼い主さんに部屋を出て行ってもらったり、飼い主さんに一切犬を叱ったり構ったりしないようお願いして距離を保ってもらった途端にこの落ち付き様(笑)
飼い主さんの傍に行こうとはせず、私の横で落ち着いて伏せています。
犬に良かれと思って無意識に構いすぎる飼い主さんが多いけれど、それが反って犬のストレスを招き、犬の自立を妨げる原因になることも多いんです

チョコ君、今日が一回目のレッスン。お母さんに普段どのように犬と接しているのか観察させてもらいました。リードを付けるだけで、お母さんの手を噛み噛みしまくりです。私にとっては信じられない光景です。
「気になりませんか?」と尋ねると、「甘噛みなので・・・」と。
まさかー。
犬にとって、自分の一番の武器が歯であることを犬自身よく知っています。
そして、人の肌に歯を当てたかどうか、とても敏感に感じ取って認識もしています。
歯が当たるのは、決して「はずみとか、興奮してたからつい」ではありません!!!
参考記事はコチラ→歯が当たるのははずみ?
→本当にナメられているのか?(飼い主さんとトレーナーの違い)
どうでしょうか?
最初の動画に比べて、チョコくん歯を当てることが明らかに減りました!!!
飼い主さん自身が、犬の歯が手に当たることをもっと強く意識して接しない限り、犬もそれを当たり前だと思い、噛んだり歯を当てることを止めなくなります。このレッスン時間内でも大きく学習を進めているチョコくん。



犬の世界だってそうです。社会化が重要というのは、将来的なこういう場面を想定して言われていることなんですよね。
犬界の甘噛みの抑制動画はコチラ⇊
母犬の教育
生後7~8週齢までに絶対必要なこと


テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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