Tタッチワークショップ2日目(デビー・ポッツ先生と)
2012/03/28 Wed. 17:30 - category:犬との暮らし(空と晴)

Tタッチワークショップ2日目は、予定を変更して晴ちゃんと参加してきました。
犬連れでの参加者は3名のみで、ほぼ個別指導。今後の私のトレーニング人生にとって大きな実りある一日となりました。
Tタッチは大きく3つのアプローチに分かれています。
①Tタッチ(細胞機能や細胞感覚を活性化すること、つまり身体の電気スイッチをONにするようなもの)
これはコンテイン(含みこみ)といって、犬の不安な気持ちや苛立ちを受け止め、犬に安心感を与え自信を促す一つ。コンテインしながら、デビー・ポッツ先生が独特な手法で犬の胸にTタッチも施しています。
パピヨンのノアちゃん、常にハイパーで全く落ち着きのないコでしたが数分後・・・
こんなに落ち着きました。つまりここがトレーニングのスタート地点ってこと。
犬のトレーニングには、ある程度のストレスは必要です。
ただし、ストレスが少なすぎても多すぎても学習は進みません。「適度なストレス」が学習には必要なんです。
最初のノアちゃんは観察する限り過度のストレス状態でしたが、2本目のビデオでは適度なストレスに見えます。やっと人のいうコトが耳に入ってくる状況になったという感じ。
②バランスリード
Tタッチの基本2つ目がバランスリード。
身体のバランスが崩れていると精神のバランスも崩れ、安定した精神状態になれないという考え方。でも、これは人間も同じですよね?
私が定期的に行きつけのカイロプラクティックに通っているのも、この目的。
私から離されることで最初はパニくっていた晴ちゃんでしたが、先生の2本のバランスリードの使い方で落ち着いてきました。このジェントルなリード使い、私は衝撃を受けました!目から鱗

③ボディラップ

犬に自分の身体をしっかりと認識させ、四肢の重心を意識させたり動きを認識させたり落ち着かせたりするテーピングのようなモノだけど、テーピングよりも伸縮性があってやわらかい感じ。

晴ちゃんもグルグル巻きです。この後、少しは大人しくなったかな(笑)
怖がりワンコに効果が大きいようです。
ワークショップでは実際に人間の身体にボディラップしたり、デビー先生にリードを付けられて自分が犬になったつもりで、バランスリードとジェントルなリードの使い方を体感したりと盛りだくさんでした。

前回は空との記念撮影だったので、今回晴ちゃんとデビー先生と記念撮影。
ああ、やらされ感タップリの晴ちゃんの顔(爆笑)



デビー先生の来日中、出来うる限り参加してきたTタッチワークショップ。実際に犬役になって体感したことが、私の長いトレーニング生活に大きな影響を与え、多大なる刺激を受けました。特に!!!ジェントルなリードの使い方は今後即座にレッスンに活かしていくつもりです。

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