じゃあどうして欲しいのか?(その壱)
2012/06/15 Fri. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

よくこんな風に飛び付いて来ますよね?子犬って。
小型犬なら、飛び付かれても大したことはありませんが、これが大型犬で大人になって30㎏を超えることを予想すれば、もう少しお行儀良くして欲しいですよね?
飼い主さんから
「飛び付いて欲しくない」
「家具を噛んで欲しくない」
「モノを守って威嚇して欲しくない」どうすればよいでしょうか?と聞かれます。

そんな時、私は「では、犬にどうして欲しいのですか?」と飼い主さんに聞きます(笑)
なぜなら、「やって欲しくない行動なら、やって欲しい行動を犬にきちんと教えてあげましょう!」と思っているからです。そして、飛び付きや家具を噛むことを叱るだけでなく、それと同時に出来ない良い行動をきちんと褒めて伸ばすように強く意識して欲しいからです。
上の2枚の写真で言えば、飛び付いていないオスワリした状態を見逃さず!すかさず!(笑)に、とことん褒めて伸ばして欲しいということになります。

人間の食事中にウロウロしたり、飛び付いておねだりをして欲しくないのであれば、

こうやって、マットにフセて大人しく待つことをしっかりと教えていってあげましょう。
叱られるだけで、「どうしたらよいのか」ということを飼い主さんが犬に教えないで注意するのは、犬にとってフェアじゃないですよね?だって、飼い主さんから教わってないんですから。
子犬の飼い主さんへ「どういう犬に育てたいの?」



やって欲しくない行動と同時に出来ない行動が何なのか、まずは飼い主さんが考えて見つけることから始まりますよ!それを発見したら、あとはきちんと犬に教えて行く練習をしましょう!
参考記事はコチラ
同時に出来ない行動を考えればうまくいく①
同時に出来ない行動を考えればうまくいく②

テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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