リードに頼り過ぎない
2012/06/27 Wed. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

心配してくださっている方もいると思うので・・・、一応ご報告。
空さんの検査結果、緊急性を要する病状ではありませんでした。内視鏡検査のおかげで、発作の原因も判明したので、今後の様子を見ながら、どう治療していくか決める予定です。
さて、今日はリードの使い方のお話。過去にも、リードの使い方が余計に犬を引っ張らせるという内容を書かせていただきました。今日は実際のレッスンの動画だらけなので、興味の無い方はスルーを(笑)
無意識なんだけど、こうやってついつい犬を吊り上げちゃう。無意識なんだけど、リードを持つ手が勝手に上に上がっていき、無意識なんだけど、もう片方の手が出て、さらにリードを短く持ってしまう・・・。そういうもんなんです、人間ってのは(笑)
こちらの生徒さんも、そうですね。犬を引っ張らせたくないが故に、無意識なんだけどリードに頼ってコントロールしようとしてしまうために、余計に犬を引っ張らせてしまう結果にもなります。
では、どうしたらいいのか。
リードがないつもりで練習してみてはいかがでしょうか???
信じられます?上の動画と同じワンちゃんと同じ飼い主さんです。リードを引っ張り上げないことで、ここまで変わることができるんです。
コチラの生徒さんもお見事です

ワクチン終了前でも、お家の中で散歩の練習は出来ます。まずは誘惑刺激の少ない環境で、犬が喜んで飼い主さんについて行きたい!と思えるような練習を始めると良いかもしれません。
それともう一つ。最後の動画で、褒めるタイミングを見てくださっている方にも認識いただければ幸い。 私が犬にフィードバックを与えているタイミングです。「それ合ってるよ!」と犬に伝える言葉のタイミング、飼い主さんより1秒くらい早いです。
褒めるタイミングとフィードバックは犬に正解を伝える決定的な合図です。意識することから始めてみてはいかがでしょう?意識しなければ、人も犬の変化出来ないのですから・・・。




テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
[edit]
« 衝動買い
『欲しい犬、猫』が『適した犬、猫』とは限らない »
この記事に対するコメント
コメントの投稿
トラックバック
| h o m e |