リードに頼り過ぎない動画特集(弛ませる長さが必要)
2012/07/03 Tue. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
犬には、抵抗反射という身体の性質がありますので、リードが張ってしまうことでより一層引っ張りが強くなるのは当然です。リードが張ってしまうと犬がうまく歩けなくなるのは当然と言えば当然。

もちろん!
短めのリードでもきちんと弛ませることを意識して、犬が自主的に行った良い瞬間をマークし瞬時に!その瞬間に対してマメにフィードバックを与えることで、こんなにも上手に歩けます!
この良い瞬間を見逃してしまいフィードバックが出来ていない場合が多いです。「正解なのか、そうじゃないのか」犬にフィードバックを的確なタイミングで与えることで、犬は見違えてきます。

何より大切なのは、飼い主さん自身の意識改革。意識しない限りは正解と不正解のフィードバックを与える瞬間にも自身で気が付くことは出来ません。こうやって貼り紙を家に貼って家族全員で犬のしつけを頑張る生徒さんもいて、本当に嬉しく尊敬しています。
もう一つ大切なのは、犬の悪い点にばかり注目しないこと。
リードを引っ張って、犬の望ましくない行動を物理的に止めさせることだけ考えるのではなく、リードに頼り過ぎず犬が自主的に付いて来たくなるように練習しましょう。
大抵は、リードを引っ張り返すことで、余計に犬が付いてこない場合が多いです。
どうでしょう?最後の動画、上のワンちゃんと同じ犬とは思えない見事な歩き方です!
トレーニングもしつけも魔法ではありません。練習なくして効果なしだと私は思っています。飼い主さんとワンちゃんのペアが試行錯誤しながらも苦労して頑張るからこそ、繫がりも強くなるんじゃないでしょうか?




テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
[edit]
この記事に対するコメント
コメントの投稿
トラックバック
| h o m e |