子犬はスポンジ(動画)
2012/07/25 Wed. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

可愛いですねー。3ヶ月のビジョンフリーゼのブラン君。ふわふわもこもこです。
いくつになっても大人になっても学習は永遠に進みます。何をするにも遅いってことはないと、人間だって信じたい。それに、現に成犬になっても、根気よく諦めず、きちんと時間をかけて学習をさせてやれば犬は必ずや変化を見せてくれます。
しかし、その一方で子犬の社会化期(臨界期)に色々な経験をさせ、将来的に問題行動が発生しないようあらゆる予防策を講じておくことは、犬にとっても人にとってもストレスが少なく時間もさほど要しないのも現実です。
生徒のエルちゃん。犬を迎える前から問い合わせをしてくださった熱心な生徒さん。
例えばこんな風に家に来たその日から、体のどこでも触れるようにハンドリングに慣れさせておけば、このコの先の人生に必ずや待っている獣医さんや、トリミングでも、このコ自身がストレスなく受けられるでしょう。
命令でするオシッコだって、当たり前のように簡単にこなせるようになるのも、子犬がスポンジみたいに吸収するからこそ。もちろん、学習の早さの個体差はあります。我が家の空だってかなり時間がかかった方です。でも、それが犬。生き物ですから根気よく付き合ってあげましょう。
手を付けられなくなるまで興奮させて遊んで興奮癖による噛み付きを学習させるよりは、子犬の時期から遊びを通して、人の手に歯を当ててはいけないことや、興奮のコントロールを教えてやった方があっという間に子犬はマナーを身につけてくれます。
先日のNHK「仕事ハッケン伝」で、介助犬訓練士さんもおっしゃっていました。「犬は3回繰り返すと学習し、その行動を繰り返し消去することが難しくなる」その通りだとこの仕事をしていて感じます。
(当スクール生徒さんにはぜひ見て欲しい内容なので、生徒で見損ねた方は言ってくださいね。BLDをお貸しします)
臨界期に関する獣医さんの興味深いブログがあったので、紹介させてください。
http://ameblo.jp/vet/entry-10021961063.html
ハチャメチャに遊んでいい時、そうじゃない時、いい場所、悪い場所だって犬は教えてやればきちんと学んでくれます。本当に優秀で尊敬すべき生き物だと思います。



この仕事、すればするほど犬にも飼い主さんにも教えられることが多く、本当に奥が深いなと日々感じております。

テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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