2012カンファレンスで選択した講義
2012/08/31 Fri. 12:30 - category:犬との暮らし(空と晴)

毎年参加しているJAPDTのカンファレンスですが・・・、必ず毎年1つ~2つは新たに得るモノがあります。目から鱗の講義だったり、十分にわかっているはずのことの復習や応用だったり。
今回3日間の中で私が選択した講義は以下のモノ。
・ドッグトレーナーが知っておくべき犬の”不妊手術(避妊/去勢)”に関する知識
・Tタッチワークショップ
・分離がもたらす犬への苦痛
・流れゆく優位性~何故、我々は陽性強化法を用いた方が良いのか~
・ドッグトレーナーのための解剖学
・犬の行動学~行動に影響を与える要因~
・逆条件付け(拮抗条件付け)を超えて~行動修正の補助的なテクニック~

今回特に興味深かったのは・・・トレーナーとして専門分野ではない「避妊去勢に関する知識」と「犬の解剖学」。もちろん!餅は餅屋なので、獣医さんには到底かないませんが、生徒さんに伝えるべき点も多く見つかった。
それから、CPDT-KAを取得していても「逆条件付けを超えて」の講義は目から鱗の内容もあり、本当に楽しかった!今後の自分の応用の幅を少しは広げることが出来たかな?と思います。
どの講義に出ていても、「これはサクラちゃんと練習してみよう」「これはみいこに有効かもしれない」「エルちゃんに最適なトレーニング」「苦手意識のあるあのママでも、これならできる!」「メルちゃんに、新しくこれを試してみよう!」「ショコラちゃんは、これを繰り返してもっと強化していこう」などと、頭の中で生徒さんを思い、想像が膨らむこともいっぱい(笑)
そして・・・
「犬が落ち着いた状態」と言われても、飼い主さん自身は「どういう状態が犬の落ち着いた状態」というのかさえわからないことが多いので、ハッキリとその状態を見せて認識してもらうところから始めましょうというコト。
なるほどねぇ~・・・・と思いました。確かに比較対象もなければ犬を飼うのが初めての人もいるんだから、どういう状態が落ち着いてる状態と言うのか、ハッキリと提示する必要性はあるのかも。
最初の動画と、次の動画で、どっちがより長く犬の落ち着いた状態の時間を延ばすことが出来ているか、わかりますよね?多くの興奮した指示は要りません。犬はちゃぁ~んと考えているんですから!!!
「もっと、わかりやすく!!!」飼い主さんをトレーニングする立場として心に刻みます。





テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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