動物取扱責任者研修(触れなければ救えない)
2013/06/26 Wed. 20:00 - category:犬との暮らし(空と晴)

今日は東京都の動物取扱責任者研修でした。
普段使わない頭を使って3時間も講義を聞くって疲れるわ~。
今回の研修のテーマの一つが
「動物取扱業としての危機管理~大規模災害に備える~」でした。
新潟県中越沖地震や東日本大震災の時の実際のペットたちのたくさんのスライドが出てきました。

ハウスが大得意になった生徒のハリー君。今ではクレートに入って寝ることも余裕で出来ます。ハウスの指示でも入れます。
今日の研修で、避難所や一時預かり所でクレートに入っている犬のスライドがたくさん出てきました。そうです!万一、万が一のことを考えても、クレートトレーニングって絶対に必要だと思うんです。
クレートに一度も入ったこともないコが、生まれて初めて避難所でクレートに入れられたら・・・。そりゃあ大暴れだし、ストレスフルな毎日になるに違いない。クレートで一夜を過ごしたことのないコが、避難所でそれを強いられたらどうでしょう?

こちらは脱力の楽(らく)ちゃん。
それから災害時に備えてクレートトレーニング以外にも本当に本当に大切なこと。
「人懐こく、人が好きで人に触らせてくれる犬に育てること」

人を信頼できず、人の手が近づいて噛もうとしたり威嚇したりする犬だったら、レスキューすら難しくなくなってしまう・・・。だから、犬を飼ったら徹底した社会化が必要なんです。これは飼い主さんの責務!!!
トレーナーにも出来ないこと!飼い主さんが時間を割くしかない。
社会化期とは・・・
見てください!
この安心感の塊(笑)



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