一生に一度しかない子犬の社会化期。自分の犬の気質に気付き手を打ちましょう
2014/03/24 Mon. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

「さぁ、待ちに待った子犬が我が家にやってきた!」
そんな日、みんなが楽しく笑顔で幸せな気持ちに包まれると思うのですが・・・
早くも子犬のためにやってあげるべきことが鬼のようにあります。
特に、ビビりで神経質な子犬の場合、他の犬の何倍も社会化のために環境操作をし、ありとあらゆる状況のたくさんの良い経験を積ませる必要があります。

ただ、問題なのは、比較対象がないため、自分の犬がビビりで神経質なのかどうか飼い主さんにはわからないということ。自分の家の犬しか見ていないのだから当然です。
パピーパーティーや子犬同士の集まりなどあれば積極的に参加すべきだと思います。
そこで初めて自分の犬は他の子犬よりも神経質で臆病だということに気付く人も多い。

犬が好奇心旺盛であらゆることを柔軟性高く受け入れられる時期は、生後3~4ヶ月のほんの僅かな期間しかありません。ここからは反対に、人がわが環境操作をしなければ犬の警戒心が一気に上がり続けて行きます。
「だんだん慣れる」って簡単なモノじゃないんですね。

人間社会でペットとして飼われている犬たち。
病気になった時も、逃走してしまった時も、人の手で触れなければ救えないんです。
犬を飼ったら、まず社会化。良い経験を積ませてあげるよう最大限の努力をお願いします。




テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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興奮性が高いコにはヤンヤヤンヤ言わない(ビフォー、アフター(笑)) »
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