身体的に疲れさせることだけを考えない
2014/06/24 Tue. 15:40 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

先日アップした記事で、頭を使うクセという内容を書きました。
「犬に考えさせる」「犬に頭を使わせる」ということはとても大切なこと。
テリア犬種は特にそうですが、使役犬として作られた犬種たちには、お仕事をさせてあげないとストレスが溜まっていく一方で、それが問題行動にも繋がる恐れもあります。
こうやって、犬自身が考えて導いた答えに対する成功報酬があることで犬の望ましい行動は強化されていきます。
読書や新聞を読むお母さんにジャレついて邪魔をするよりも、傍にある犬用ベッドで伏せていた方が犬にとっても得だし、人にとってもストレスが溜まらないで済みます。
目の前のフードを手に入れるために、自分が何をすべきか、犬は必死で考えて答えを見つけていけるんです。賢いね~。
犬種によるエネルギッシュさももちろんありますが、犬が賢ければ賢いほど、その能力の発散先がなく苦しんでいるように感じています。

相手は犬という動物です。人間のようにテレビやネット、本などの娯楽もありません。
運動だけで疲れさせることを意図したら、こちらの身がもちません。

犬にとって運動は必須だと考えています。散歩が要らない犬なんていない!
そしてそれ同様に、頭を使って考えさせるクセを身につけさせ、精神的にも適度な疲労感を与えることも大切だと思います。
何でも与えられていたら…自発的な行動は減っていくんじゃないかな?これはまた人間も然り。




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