空さんと晴ちゃんと私の話
2017/10/20 Fri. 18:00 - category:犬との暮らし(空と晴)

終日、ヴィベケ・リーセ先生のセミナーに参加しています。一日10時間近くの留守番を3日間も、自分の犬の空さんと晴ちゃんに強いるということは私の個人的な判断の中にはありませんでした。
数日前、癲癇らしき症状を空さんが見せたこともあり、心配でしたので信頼のおける獣医さんに空と晴を三日間預けています。家に帰って、空さんと晴ちゃんの居ない家の空間というのが、こんなにも寂しいものかと心が折れそうです…。

確かに、空さんも晴ちゃんも年を取りました。落ち着いて留守番もします。
でも、私には長時間の留守番を三日連続強いるということは出来なかった。
犬は暇だったら寝るんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが…。そして空さん自身も、私が居ない方がゆっくり眠れると、実は思っているのかもしれませんが(笑)

私は、他の犬のレッスンでドッグトレーナーとして駆けずり回る毎日ですが、レッスンとレッスンの合間には必ず帰宅し空さんと晴ちゃんの相手をします。留守番の前には二頭のエネルギー(頭と心)を発散させて、二頭が気持ちよく休んで留守番が出来るように工夫もします。散歩トレーニングで自分が疲れていても、空さんと晴ちゃんと散歩に行きます。秋冬で、一緒に行動出来る場所は出来る限り一緒に連れて行きます。
だって、犬を飼ったんだもの。

空さんも晴ちゃんも大型犬の年齢で言えば、かなりのシニアです。空さんの同胎の兄弟はもういないので本当に長生きしてくれているんですよね。神様からの贈り物だとアタマではわかっているのですが、どこか居て当たり前と思っている自分がいるというか。

空さんは眠っている時間が以前より増えました。散歩中、止まったり、そっちは嫌だ!とワガママを言うことも増えました。獣医さんで関節チェックした時に珍しく小さく「ヒィ」と声を出したので、もしかしたら股関節など痛む部分があるのかもしれません。癲癇かも?という発作も目の当たりにしてうろたえました。
晴ちゃんも、夜、変なテンションになる時間がルーティンで起こるようになりました。パンティングしてオロオロして震えたり、玄関に行ったり来たり、昔はなかった行動です。
何が言いたいのかうまくまとめられないのですが・・・。

3日間もの間、今まで私が家を空けるということはあっても、その逆の、私が家に居て、空さんと晴ちゃんが居ないという状況が私にとっては初めてのことで、最近は寝てばかりいる二頭だけど、どれほど二頭に自分が癒しをもらって救われているのか、改めて痛感したというか。
改めて犬の存在感に気づかされた感じです。

そして私が今、寂しさを感じているように、スマホもいじらない、テレビも見ない、本も読まない、映画も見ない漫画も見ない、そんな二頭がシニアになった今、家に置いていかれる時の気持ちをもう少し大事に考えてあげなきゃいけないなと、考えさせられた三日間でした。

寝てる?見てる?(笑)
吠えることはほとんどなく、大騒ぎもしない空さんと晴ちゃんですが、ただ家に一緒に居てくれるだけで、私がどれほど救われているのか、痛感し、普段自分のペースを押し付けていることを反省。そしてシニアになった二頭に恩返ししたいなと感じました。
空さん、晴ちゃん、いつも本当にありがとう。(なんてね)





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