フィラリア予防と狂犬病
2008/06/02 Mon. 22:12 - category:ペット
昨日、うーママのブログを見ていて思い出した。
おっと、危ねぇ。。。。空と晴も5月末のフィラリアのお薬、飲ますの忘れてた。
うちの2頭は、これ。
前に飲ませていたお薬とは違って、どうやらワンコには美味しいらしい。
これこれお二人さん。
だから、お薬だってば。そんなに見つめて要求しないの!!!
あらあら。。。
あわてて、伏せてイイコにしてるみたいだけど、これ、お薬だってば!!!
フィラリア症って、ホントに怖いんですよ。蚊を媒体にして、犬に寄生するとその親虫は犬の心臓に住み着きます。そしてこの親虫の寿命は5~6年も!!!ヤツらは脱皮を繰り返し、血管を移動して最終的な棲家の心臓に移動していきます。移動にも2~3ヵ月かかります。心臓に辿り着いてからも成長を続け、さらに3か月かけて親虫に成長していくんです。つまり、蚊から犬の体に引っ越して半年も経ってから子孫を増やし、犬の体を蝕んでいくんです。。。。。ああ、恐ろしや、恐ろしや・・・・。
フィラリア=夏と考えてしまってる方も多いかもしれませんが、寒い時期に入ってからヤツらは活動を始めます。
だからこそ、寒くなった時期も忘れずに定期駆虫のお薬を飲ませることを忘れないでね。また、夏に限らず、常に自分のワンちゃんの体調の変化にも気付いてあげたいものです。
5月末~12月末まで、わすれずに定期駆虫のお薬を飲ませてあげましょうね
今日はついでに狂犬病のお話も。
この間生徒さんに「狂犬病の予防接種はした方がいいですか?」と質問を受けた。
「当たり前ですーっっっ!!!」
ちょっと怒ってしまいました。
私が怒った理由は、下の世界地図を見てくれればよぉくわかると思います。
わかりますよね?狂犬病は昔の話ではないんですよ。(最近日本でもありましたが・・・)
世界各国では、こんなに発症してる、怖い怖い病気なんですよ。
水色で安全地帯なのは、日本とオーストラリアとヨーロッパの一部くらいじゃあないか!
しかも、今は鎖国ではないわけだし、いつ狂犬病が持ち込まれてもおかしくないのだ。
なんと世界では年間4万~6万人も死亡しているらしい。。。。
しかも、 発症したらほぼ100%の致死率。治療法は、まだ確立されていないからね。
てな訳で、ワンコはもちろん自分だけでなく周りを守るためにも日本国の義務を守って予防接種しましょう。
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この記事に対するコメント
同じ~♪
うちもチュアブルだよ~。
お肉みたいで美味しそうだよね、これ。
東京のドッグランって利用登録が必要なところもあるけど、実際ほとんどノーチェックで入れるから実は怖いよね。。。
私の実家で行ったところは、狂犬病と5種以上のワクチンの接種証明書を提示しないと登録ができず、しかも毎回利用料が必要なんだよ。だから先日里帰りする時、5種混合を打ってから連れて帰ったんだ。民間経営だから厳しいのかもしれないんだけどね。
今回の狂犬病の記事を読んで、改めてドッグランの利用は気をつけなきゃと思ったよ。
KONAママ | #uDzGCzJk | URL | 2008/06/03 01:13 edit
KONAママさんへ
そうなんだよね~。各施設の注記とかには、必ず「狂犬病ワクチンと混合ワクチンを済ませ、畜犬登録証を持参」とか書いてあるんだけど、実態はノーチェックだもんね。
うちも預かりの時は、「混合ワクチン・狂犬病ワクチン」の接種証明書は出してもらうようにしてるしね。。。
ホント、ドッグランは高くてもお金払って利用する方がやっぱりランの状態もいいし、管理もしっかりしてると思う。
無料のとこは、コワイってのが、私の感想。
それから、パルボウィルスも、感染犬が出たってこの間獣医さんが言ってたから、やっぱり犬の健康管理はちゃんとしたいね~。
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