犬がその状況に応じて取れる行動の選択肢を増やすのが目的
2018/09/19 Wed. 11:45 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

チワワのアンちゃん。
最初、空ドッグスクールに入学してくれた時は、それはもう本当に吠えまくって吠えまくって大変でした(汗)けれども少しずつ時間をかけて、アンちゃんがその環境が安心出来るモノだと教え続け、今では普通に飼っていて困ることがほぼなくなりました。
一緒にカフェも行けますし、旅行も行けます。
ここまで来たら(=飼い主さんの困った・犬の困った・周りの困ったが無くなった時)、私はいつも、飼い主さんとワンちゃんのお楽しみレッスンを開始していきます。ワンちゃんと飼い主さんのコミュニケーションツールが増えるといいなぁと思って進めています。
例えば、「アゴ」とか。
それをさらに進化させて「退屈~」ってキューでこんな可愛いポーズとってもらうとか。
でも、これもただの芸とかじゃないんですよ、実は!
水を飲んだ後に、ビチャビチャのアゴをタオルで拭きたい時とか!逃げる犬を追いかけて拭く必要なんか全然なくって、こういう行動を教えておけば、お互い楽しく生活できるワケです。
「アゴ」で手の平にアゴを乗せたまま、いつも美味しいモノをもらっていれば、その「アゴ」をやっている間に獣医さんでの注射だって気づかない間に終わらせてあげられるかもしれないし、その間に目やにを取ったりも出来ちゃう。
もちろん、空さんにも晴ちゃんにも教えてあります。そして「アゴ」で良い経験だけを積んでいるので「アゴ」をやっている間は気持ち的にもとても落ち着く様子が見られます。
毎日犬と暮らす中で、無理に目やにを取ったり、無理に口を拭いたりして小さいストレスを積み重ねるよりも、お互いストレスが少ないように小さい数々の行動を教えておくと、お互いwinwinですよね!






My sweetest!
本当に傍に居るだけで、私は空や晴のチカラになれているのだろうか自問自答の毎日。
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