動物病院主催「パピークラス」の様子② 初めての爪切り
2021/09/01 Wed. 18:00 - category:しつけ相談会報告

黒柴の翔平くん。
触られることを極度に嫌うけれども、どうしたらいいかわからないとの相談を受けての、今回の初参加でした。
たかはし動物病院でのパピークラスは、開始前に獣医さんの健康チェックを受けてもらう決まりになっています。そしてこの日、私がクラスに到着すると院長から
「柴犬の翔平くん。爪切ろうと思ったんだけど物凄く興奮してしまって、無理にやると肺水腫を起こす危険があるくらいパニックだったから、やめておきました。後で一緒に見てください」と。

そして楽しく美味しいことしか起こらないパピークラスを経験。

なんと猫さんのゲストまで参加してくれました。良い社会勉強になりましたね!
そんなこんなで、緊張が解けた状態の翔平くん。
パピークラスでも、本人が恐怖を感じない程度の拘束とエアー爪切り練習をしていたのでチャレンジしてみました。
嫌!とパニックになりかけたので、一旦ストップ掛けて、待ってから仕切り直しです。
この初めての爪切りで「痛い!怖い!」の印象は付けたくなかったのでほんの少ししか切っていません。
そして、パピークラス前、大パニックで大暴れで院長先生が危険を感じたほどの興奮も起こさず、無事に爪を切ることが出来ました。
つまり…、今回この記事のアップで私が何を言いたいかっていうと…!
動物病院に連れて行ったからって、必ずしもその日に無理に処置しなくてもいいんですってこと。(もちろん動物病院の判断がファースト。)本人の苦痛を減らすための処置や治療はもちろん最優先。
だけど…例えばワクチンとか狂犬病注射とか、爪切りとか肛門腺絞りとか、
犬がパニックになるほど怖がっているなら、決して無理しないで
その日は病院でオヤツ食べたり遊んだりして帰るだけでもいい。(もちろん病院にお支払いはしてね)
そのファーストインプレッションでついてしまった恐怖心を拭うことは、決して容易いことではないし、実はその一回で、今後の処置をより一層困難にしてしまう可能性が高いのです。だからオーナーさんは、自分の犬をよく見て判断してみてくださいねー。



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