犬の抵抗反射とは
2009/04/29 Wed. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
昨日に引き続き、今日もニコラくんにモデル登場してもらいます。
以前も多少触れましたが、犬には抵抗反射というものがあります。
「引っ張られた方と逆に力が入る」という体の仕組みです。
犬を引っ張らせたくないがために、リードを引っ張って後ろに引くと、犬は前に踏ん張ります。余計に引っ張る力が犬には無意識のうちに出るということです。



犬をこっちにこさせたいがために、リードを手前にグイグイ引けば、犬は余計におしりの方に力を入れて後ろに下がって行こう行こうとします。写真見てもらうとわかりやすいと思います。
ニコラはリードで引かれる方向と逆に踏ん張ろうとするのです。
これって、犬にとっては当たり前の仕組み。これを抵抗反射と言います。
この状況から、リードを引く力を緩めると、実はニコラにも力が入りません。
引っ張られない方が、ニコラも踏ん張らないということです。
実際に人間同士でリードを引っ張りあってみてもわかりやすいと思いますよ。
まずは犬の気持ちになって、「どうして反対方向へ行ってしまうのか」、人間同士でリードを引きあって体感してみることも勉強になると思います。
今日のひとこと ニノちゃんに引っ張られたら、私は絶対抵抗しないで飛び込むなぁ(笑)
テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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