犬のパターンの違い
2009/06/16 Tue. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
この仕事をしていると気が付くことがあります。
レッスンを開始して最初の頃、
A.きちんと頑張ってすぐに私の指示を一所懸命聞こうと頑張るタイプ。
(=アイコンタクトの練習をせずとも、しっかり私の顔を見上げてくれるタイプ)
B.ワナワナ震えて見せたり、飼い主さんの足の間や後ろに隠れるタイプ
(=すぐにお腹を出してクニャクニャ誤魔化したり、飼い主に抱っこをせがむタイプ)
このAとBの2パターンが見られることが多いです。
りんちゃんは見事なAタイプで、すぐさま私を見上げてアイコンタクト。
「次の指示は何ですか?」ってな感じです(笑)
AとBの違いって、それまでの飼い主さんの犬への接し方や飼い方に大きく左右されていると思います。
Bの場合、ただ可愛い可愛いで、犬のいいなりになっていたり、犬の要求に答えるような飼い方(抱っこをせがまれて抱いたり、犬が怖がった時に、慰めたり・・・)をしていると、犬はその飼い主さんをとことん利用します。
つまり飼い主さんはワンコにとって「都合のいい女」状態になっている場合(笑)
可愛い可愛いで、犬らしく育てることを忘れられがちなトイプードルですが、りんちゃんは違いましたよ!何しろ、りんちゃんの先輩にあたる小学生のお兄ちゃんが厳しいですから(笑)
この日、アイコンタクトの練習を繰り返していないにも関わらず、すぐに私を見上げるようになりました。もちろん、りんちゃんのパパにも練習してもらいましたが、りんちゃんお見事!
アイコンタクトだけでなく、座ったまま維持することまでマスター出来ちゃいました。
さすがはトイプー!!!皆さん、トイプーって実はシェパードよりも頭が良いって知ってました?あの手この手の愛くるしい眼差しに、騙されているだけでは立派な飼い主さんになれませんよー。
今日のひとこと ニノちゃん舞台、なんとか行ける方法はないか誰か教えて下さい。
テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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