犬を動かしちゃってるのは自分かも!?
2010/02/24 Wed. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
ワンコに何か新しいコトを教えて、ご褒美をあげる、その「決定的タイミング」について強く意識しているでしょうか?
せっかくフセしていたのに・・・、ご褒美を出す位置が前過ぎたため犬が動いちゃう。
ありゃりゃりゃ・・・、立ち上がってるのにあげちゃった。
そうすると、フセしたことに対する報酬ではなく、立ち上がったことに対する報酬だと受け取りかねません。だから、ご褒美を出す人の手の位置や、タイミングって本当に大事。
これもその決定的瞬間。このまま手を上に引けば犬は立ち上がります。
犬が座っていられなくって、すぐにお尻が浮いちゃうという悩みでしたが、結局こうやって犬の口が手に向かって取りに来た時に、ご褒美を離して与えてしまうことで、お尻が浮く癖がつくのです。
大事なのは、
こうやって「お尻が浮いた時には、ご褒美を与えない」ということです。
手を引く必要はありません。手を引くと反ってご褒美欲しさに乗り出してしまいます。
ご褒美をしっかり持って、離さないだけでOK。動かすと犬は余計に手を追って動いてしまいます。そしてお尻を下に付けて、落ち着いていられた状態を維持しているときに、パッとご褒美を離して与えるだけ。
ほら!落ち着いてオスワリ出来ました!
落ち着かせようと思って、犬を触ったり押したりするのは逆効果だよ。
ご褒美を離すタイミングや手の位置を意識することで、
トイプーの武蔵くんだって、コーギーのMJちゃんだって、
どちらも落ち着いて、フセとスワレの姿勢を維持することをあっという間にマスター
※今日のお話は新しいことを教える時の話。ご褒美を誘導から報酬に変えて減らしていくことの重要さについては、また次回お話いしたいと思います。
今日のひとこと 個人的にはVS嵐で、嵐VSやや嵐を見たくてたまらない私(笑)
テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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