獣医のアドバイスで悪化する場合も…
2010/08/25 Wed. 21:58 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

先日からレッスンを開始している柴犬のふくちゃん。
獣医さんで爪切りやグルーミングの際に、暴れて噛み癖があったため、困っていました。そして飼い主さんが、獣医さんからアドバイスされたことは、「暴れたり、噛んできたらマズルを強く掴んで、ダメ!と強く叱ってください」ということでした。
その結果・・・・
噛もうとするたびに、獣医さんのアドバイスを守りマズルを強く掴んで叱ったため、さらにふくちゃんはそれから逃れようとお母さんを噛んで振り払おうと必死になる・・・
そんな悪循環を繰り返しているうちに、お母さんはふくちゃんを怖いとすら思うように・・・(涙)

私のレッスンを始めてからその叱り方を一切止めてもらいました。そして、ふくちゃんの情動的な部分に働きかけるようなトレーニングをお母さんにアドバイスして守ってもらいました。
どう?やさしい顔になったでしょう?
今ではこんなに賢くなってきましたよ!
もちろん、私の指示だけじゃくなくってお母さんの指示にもちゃんと従うようになりました!
ふくちゃんのレッスンはまだまだこれから!
もうマズルを持っても噛まないし、足だって触れるもんね。



このように、どの犬にも正しいマニュアルなんてないんです!!!もちろん、その方法でうまくいく子もいますが、犬だって十人十色。自分の犬を余計に悪化させないように、マニュアルを信じ込まないようにしましょうね!

テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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