思春期に起因する問題行動その2
2010/09/18 Sat. 20:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

①他の動物や自転車、バイク、走っている人などを追いかける
②テーブルのモノなどを盗み食いする
③地面を嗅ぎまわって、あちこちを探索しまくる
④リードを引っ張る
⑤人に飛びつく
⑥あちこちにマーキングする
⑦他の犬と喧嘩をする
⑧急に何でもなかったモノを怖がる、吠える
⑨今まで出来ていたトレーニングが出来なくなり、コマンドを忘れたかのようになる
⑩家具などの破壊行動など強く噛みたがる

そのうち、いくつかを取りあげてみたいと思います。
②まず環境を管理すること。二度と盗み食いできない環境を操作する。人間のハイハイする赤ん坊がいるときだって、皆さんちゃんとやるはずです。犬だって同じこと。
④今まで「リードを引けば人がついてくる」という学習を十分にしてしまった結果です。リードを引けば、「前に進めるというご褒美を手に入れられる」という学習をさせてしまったのは飼い主ですから、今まで以上に一からトレーニングし直す必要がありますよね?もちろん、ジェントルリーダーやイージーウォークハーネスという道具を使うこともおススメです。パピー時代より断然力がありますから・・・・。
⑧成長とともに警戒心が強くなることは動物として当たり前のこと。脱感作と拮抗条件付けを使って、好きにはなれずとも怖がる必要がないものにしてあげるトレーニングが必要です。
⑨プルーフィングのひとことにつきます(笑)

特にどの項目にも当てはまるのが「プルーフィングの重要さ」です。
トレーニングで効果が出ると、すぐにやめてしまったりするのが人間の悪い癖。人間が犬に対して継続しなければ、犬はどんどん忘れていきます。
つまり、「犬が反抗し始めた」のではなく、「動物としての犬に戻った」だけ。
人間社会で生きていくペットなんですから、犬にも人間にも、犬好きな人にもそうでない人にもストレスが少なくなるように一緒に頑張りましょうね!飼い主さん!




ここに挙げなかった修正方法や、実際にこのような問題行動で悩んでいる生徒さんにはもちろんレッスンで全てレクチャーします!具体的に一緒に練習を進めましょう!
テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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