犬を動かすのではなく、犬に自ら動かせる
2010/11/10 Wed. 20:12 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング
小型犬でよくありがちなこういう風景。勝手に膝に乗ってきてしまう。
そんな時、みなさんはどうしていますか?
「ダメ」という?
押し返す?
立ち上がる?
いえいえ。犬って、動かそうと思って体を押したりすれば相手されたと思って余計に興奮してしまい、オスワリどころではなくなってテンションが上がってしまうものです(笑)
上の動画でママに守ってもらっていることは、「ご褒美が入っている手のひらを絶対に開かないこと=手のひらをつっついてご褒美を食べるということをさせない」だけです。
8月22日生まれのひなちゃん。まだ生後3ヶ月にもなっていませんが、考えます。
見事でしょう?

ひなちゃん「この手のひらの中に、ごちそうがあるのはわかってるの!」

ひなちゃん「よいしょっと、うんしょっと、鼻でグイグイ」

ひなちゃん「この手のひら、開かないわ・・・」

ひなちゃん「なら、これでどうかちら?」

ママ「はい!正解!ひなちゃんは、偉いね~」
ひなちゃん「わかったわ!こうした方がアタチにとっては得なのね!」



犬を手で押したり、無理や動かそうとすると、犬の興奮を興奮を余計に煽るだけでなく、自分で考えることを邪魔してしまいます。犬は動物ですから、どうすれば自分にとって得なのか、必死で考えます。
犬が自分で出した答えを、伸ばすも落とすも飼い主次第。飼い主さんも、犬に負けないくらい考えてどう行動すべきなのか、どういう結果を犬に出してやるべきなのか、考えることが必要不可欠なのもおわかりですね?

テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
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