一貫性の無さが行動を強化(良い意味でね)
2010/12/01 Wed. 18:00 - category:しつけ教室・訓練・トレーニング

これがJACK POT(大当たり)であったり、より良い行動に対してだけご褒美を出す(分化強化法)ということになるわけです。言い換えれば、ご褒美は毎回もらえる訳ではなく、一貫性なくランダムだったり、より良い行動に対してだけ出るということ。
これって前回の話と通じるモノがありませんか?
良い行動に対しての一貫性の無さは、その行動を強化させるんです。

前回のブログ、人間と自動販売機の話を思い出してね。
もし、先日の話の「お金を入れずに自動販売機のボタンを押す」という行動が、飼い主が犬に期待する行動の例えだったら、犬は喜んでその行動を自らすすんで取るということになります。
だから、犬自ら取ってほしい行動に関しては、一貫性の無さ(ランダムさや、JACK POT)が大いに役立つというわけ。

ちょっと難しい話だったかもしれないけど、行動学は犬も人間も同じです。飼い主さん自身が考えて応用力を磨けば、今後の色々な問題についても、臨機応変に対応できるはず。
みなさん、頑張りましょ





JACK POTに関する関連記事はコチラ→JACK POT(大当たり)を作ろう!
テーマ: ***行動学による犬のしつけ・トレーニング・訓練*** - ジャンル: ペット
[edit]
« どういう犬に育てたいの?
一貫性のなさは強烈なご褒美になる! »
この記事に対するコメント
コメントの投稿
トラックバック
| h o m e |